一週間くらい前の朝日新聞に
信じられないような話が載っていました。
想定外と言っていた津波の高さを
国の地震本部に指摘されながら
東電は放置していたのです。
2008年の試算では15・7m、13・6m
2009年の保安院の審議会では「貞観地震」の高さを9・2mと試算。
しかしいずれの試算も生かされることなく
3・11を迎えたのです。
何百年に一度の仮の想定に
そんな膨大な金をかけていられるか
そんなことだったのでしょうか。
チェルノブイリやスマイリー島の事故や
原発の恐ろしさに向き合って学び、謙虚になることなく
都合の悪いことには目をつぶって
ひたすら経済効率のみ追求してきた結果が
国が壊れるほどの災害をもたらしたのです。
未来ある子供達にどんな言い訳をするのでしょう。
東電や保安院、推進してきた国会議員を始めとする利益団体。
彼等に原発を取り扱う資格はありません。
九電のメール問題など論外でしょう。
何をしてはいいのか、何をしてはいけないのかがわかってないのですから。
手作りオーダー家具の林工亘