4,5日前の新聞に載っていた記事、心に響きました。
放射線量が高く、避難を勧められている飯館村の飯樋地区。
今ここには老夫婦二人しか住んでいない。
妻87歳、夫84歳。奥さんが身体が不自由で旦那が世話をしている。
仮設住宅への入居を勧められているが、奥さんが体調を崩すことの不安のほうが大きいという。
「ババと離れて暮らすより、俺が面倒見てどこさも行く気はねえ」と。
「高い放射線量も見えないものだからどうしようもねえ。気の持ちようだ人間は」
正月もこたつで向かい合い、静かに年を越したという。
手作りオーダー家具の林工亘