クリント・イーストウッドとメリル・ストリーブ。
中年の男女の恋、不倫の恋ともいえますか。
アイオワ州の農家の男性と結婚したイタリア人の女性。
誠実な夫と子供二人の家庭。
一見幸せそうな彼女だが
あたりは延々と草原ばかりの片田舎。
そして穏やかだが単調な日常。
食事の時も黙々と食べる亭主と子供たち。
それを見つめる彼女。
そんな彼女の心を埋めるかのように一人の写真家の男性が現れる。
イタリアの彼女の故郷にも写真を撮りに行ったことがあると話す彼。
旦那と子供達は畜産の品評会で4日ほど留守。
マディソン郡の橋の写真を撮りに来た彼を案内していく内に
二人は次第に惹かれてゆく。
しかし最期に彼女は家庭を捨てることは出来なかった。
きっといつか自分は後悔することになる。
そして貴方を恨むことになると。
雨の日、夫の車の助手席から
ずぶ濡れの彼が車を返して立ち去ってゆくのを呆然と眺める。
旦那は何にも知らない。
彼女の葬儀で彼女の告白の手紙を読んだ二人の子供達は
遺言どおり遺灰を彼の遺灰を撒いたと同じ川へ散骨します。
結婚相手とトラブルを抱えていた二人は
話し合いをしようと思い始めるのです。
写真の橋はマディソン郡の橋ではなく
東牟婁郡(北山村)の橋です。
映画のようになってはいけませんから
映画の男性のように食事の手伝いをしたり
時には花をプレゼントしたりしないといけません。
手作りオーダー家具の林工亘
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