2010年04月16日

町田康の小説「告白」

先日、朝日新聞の2000年ー2009年に発刊された本の
ベスト50に挙げられた中の3番目に挙がっていた本です。
町田康作「告白」



             IMG_8733.JPG


ミュージシャンで作家。芥川賞や野間文芸新人賞、川端康成文芸賞
萩原朔太郎賞など数々の賞を貰っているマルチ人間。
何故斯くも神様は才能を集中させたのか羨ましい気もします。それにハンサム。

でも猫好き人間ですからおおめにみましょう。

それはさておき、この小説はめちゃめちゃ面白い。
大阪弁で言えば「おもろい」ということに。
河内十人斬りという有名な話、
河内音頭にもなっている事実を小説にしたものです。

主人公は河内の城戸熊太郎というあんちゃん。
当然会話は河内弁でテンポが心地よい。

時は明治の20年代。
気弱で鈍くさい子供で、
自分の感情を素直に表現することが苦手で

こういえば人がどう考えるだろうかと
あれこれ考え過ぎてしまうような子供が
いっぱしの博打打ちの無頼者に身を持ち崩し

挙句の果ての、その行く先は・・・・・・。

ストレスを減らすのは笑いがいいそうで
町田康の筆は冴え
前半笑い転げておりました。


一転後半は石が坂から転がり落ちるような
真っ逆さまな展開で
ままならない人の世の哀れさにいささか同情しておりました。




手作りオーダー家具の林工亘







posted by 桜の工房 at 20:16| 和歌山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/146718222

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。