話題の封切映画「十三人の刺客」を観ました。
リメイク版ですが、娯楽作品として観ればそれなりに面白かったと思います。
明石藩の藩主で、将軍の腹違いの弟は異常性格の残虐な男
民衆や部下に悪逆非道をはたらいているが手がつけられない。
その男が明年老中に就任することが決まった。
そこで時の老中は、この藩主を参勤交代の帰路に
暗殺するよう十三人の侍に命令する。
藩主を守る三百人もの多勢に挑む十三人の侍。
最後の50分程の戦闘場面はなかなか迫力があり
「七人の侍」の戦闘シーンを思い出させました。
只、肝腎な明石藩主の稲垣吾郎はミスキャスト。
封建制度の非情さは様々な映画で取り上げられていますが
やはり秀逸なのは小林正樹監督の「切腹」と「拝領妻始末」でしょう。
月とすっぽん程の違いがあります。
手作りオーダー家具の林工亘
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