映画「善き人のためのソナタ」
以前にもご紹介しましたが
BS−2で放映されていたので再び見ました。
ベルリンの壁が壊れたという知らせを
主人公が左遷された作業場で聞く場面です。
胸が熱くなり思わず涙が出ました。
ベルリンの壁崩壊は1989年11月9日
もうすぐですから映画を見るには丁度いい日和です。
舞台は東ドイツ
ベルリンの壁が崩壊する5年ほど前のこと
厳しい監視体制が続き、自殺する作家も出てきます。
戯曲家と彼の恋人の舞台女優は
反体制の疑いをもたれ秘密警察に秘かに盗聴されます。
命令を下した大臣は権力をカサに
女優に手をのばし、二人は苦悩します。
盗聴を担当した主人公は盗聴するうちに次第に心が変化していくのです・・・・
これを見て人間の歴史は抑圧に対する解放の歴史だと思いました。
手作りオーダー家具の林工亘
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