昭和の時代、日本写真界を引っ張ってきた
木村伊兵衛の写真展が京都河原町で開かれているというので行って来ました。
戦前、戦後の昭和のたたずまいが穏やかに切り取られ
ああこんな時代だったんだと
納得することの多い一時を過ごすことが出来ました。
特に秋田地方に泊り込んで撮った秋田シリーズは
まだ農村に活気があり大勢の若者が映っていました。
現在の農業従事者の平均年齢は64歳
高齢化が進んでこのままでは
急速に衰退していくのが目に見えています。
時は今!でしょうに。
魯山人の陶器、書、絵画も展示されていて
改めて彼の多才な才能に感嘆しました。
見終わって河原町あたりをぶらぶら。
葛きりで有名な「鍵善」に行きましたが
大勢の人が並んでいて已む無く撤退。
黒田辰秋の椅子とテーブルだけは見てきました。
河原町界隈のスナップ
(だんご屋 南座 先斗町)
そうそう、大阪地下鉄の中でのこと
かわいい中学生に席を譲られました。
初めてのことで戸惑いましたが
そんな年代なのだと悟ってありがたく座らせて貰いました。
手作りオーダー家具の林工亘
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こういう事が糧となっていいお仕事に打ち込めるのでしょう。
見習いたいものです。