熊野市の図書館の書棚をごそごそ見て周っていた時
本のコーナーの棚にこの本を見つけました。
浸みがつぃて汚かったのでサンドペーパーで落として読み始めました。
週間文春に掲載された「私の読書日記」「書評」
1995−2006年分をまとめたものです。
日本の本は言うに及ばず、ロシア、中国、西欧の本まで
あらゆるジャンルに亘ってこれぞという本を紹介しています。
初めて聞く題名が多かったですが、
彼女の紹介文で「あれも読みたい、これも読みたい」という気させられました。
独断に陥ることなく冷静に、冷徹に、そして胸躍らせて。
彼女はロシア語会議の一流の通訳者。
エッセイイストであり、作家であり
簡潔な文章はさすがと感心させられました。
残念ながら2006年に56才で亡くなられ
続きの本を見ることが出来なくなりました。
合掌。
手作りオーダー家具の林工亘
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