三日ほど大阪に出て美術館を巡ってきました。
目的は兵庫県立美術館の「カンディンスキー」展
京都国立近代美術館の「クレー」展
いずれの展覧会も期待どうりのもので満足でした。
二人の行跡を見ても、自分の絵画表現に行き着くまでには
随分の苦闘の日々があっただろうと思いました。
やはり「ローマは一日にしてならず」です。
私も制作において、もっといろいろなスタイルに挑戦せねばいけないなと
強く思ったのが最大の収穫でした。
特別展を見た後、常設展まで脚を延ばし
隈なく見てきました。兵庫もよかったですが京都では
なかなかお目にかかれないような絵に出くわしました。
長谷川潔の数多くの作品
静謐といいましょうか。
それに一度お目にかかりたいと願っていた須田国太郎の「修理師」
作品をお見せできないのが残念ですが同じ作家の作品です。
重厚な作風でしょう。
二日間すっかり夢中になり見続けていましたが
副産物も発生しました。
腰に疲労がたまり体調がすぐれません。
美術館巡りも楽なものではありませんね。
手作りオーダー家具の林工亘
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