2012年02月08日

未知の魅力的画家を発見する喜び


素晴らしい絵を描きながら
世間に埋もれている画家がたくさんいます。
有名でも私が知らないだけの画家もいます。

私にとって「なんでも鑑定団」はそんな情報を提供してくれる貴重な窓口です。

テレビ和歌山という地方放送局で見ていますが
先週は綱引き大会!という地方の特番があって見れませんでした。

その前の週に放映された中に私の出身の大分県の画家の絵が出てきました。

一目見てとても惹きつけられました。


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画家の名前は佐藤敬。明治生まれの画家ですが
全然色褪せていません。
いい絵はいつまでも残るものなのですね。

さて鑑定団に出た絵はこれです。



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戦時中疎開した先に世話になったお礼にと描いたものだそうです。

いくらだったと思います?


1Mx70CMくらいの比較的大きな絵でしたが

300万円!でした。

情けは人の為ならずですね。



手作りオーダー家具の林工亘

posted by 桜の工房 at 18:56| 和歌山 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月02日

初雪と梅の開花


さむさむー!
動くのが億劫になります。
この冬一番の冷え込み。

初雪になりました。
そんな中、玄関先の梅の蕾が膨らんできました。



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posted by 桜の工房 at 19:10| 和歌山 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月30日

寒波、カンパ

寒いですねー。こんなに寒さが続くのはこちらに来て初めてです。
山の中なので朝晩本当に冷えます。
薪ストーブをがんがん焚いて寒さに対抗しています。

必須のものは勿論薪。
熊野市に買い物に行く途中の製材所で頂いていますが
昨年の台風の影響で道路は崩落
回り道をして薪を確保する為にのみ出かけています。

車の後部いっぱいに薪を確保出来た今日は
こころが満たされた気分になりました。
ささやかな幸せですが大切にしたいと思います。

昼から村の温泉「やまのやど」に行ってきました。
村民は300円で入れます。
早かったせいか入っていたのは二人だけ。

湯舟につかり、お湯に反射する光を見ていると
これも幸せのひとつだなと思いました。
不便なところですがいいところも神様は与えてくれました。

こんな時、東北の方々のことを思い
貯金箱にカンパを続けています。






手作りオーダー家具の林工亘

posted by 桜の工房 at 19:08| 和歌山 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

コンピューター・ソフトの実力


先日、実力では現在の将棋界のトップ3に入る
と私が見る渡辺竜王と
これまた将棋のコンピューターソフトNO・1のボナンザが対戦した映像を見ました。

(桜が咲いていたので昨年の映像だったでしょう。)

ほとんど両者最善手を指し続け
それでも局面はボナンザ有利の内に最終局面に
次の手でほぼ勝敗が決まるという所まで来ました。

苦悩する渡辺竜王
将棋界の第一人者として負けるわけにはいきません。

そしてボナンザが指したのは指してはいけない方の手でした。
ボナンザの開発者によると
ボナンザは攻めを優先する傾向があるとのことでした。

コンピューターの実力を見せ付けられた一時でした。
先日元名人の米長氏が対決して負けていましたが
これは当然な気が致しました。


手作りオーダー家具の林工亘

posted by 桜の工房 at 21:25| 和歌山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

サイドテーブルを作る


ご注文を頂きながら延び延びになっていた
サイドテーブルがやっと完成しました。



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材はこげ茶色のウオールナット、シックな色合いです。
ここにウイスキーでも置いて
クラッシックでも聴きながら過ごされるのでしょうか。


工房はしばらく冬篭りに入ります。


手作りオーダー家具の林工亘

posted by 桜の工房 at 20:52| 和歌山 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

焼き芋の季節


寒い日が続きます。
こんな時には身体の中から暖かく・・・。
今年も鳴門金時を入手し薪ストーブで焼き芋をしました。


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手作りオーダー家具の林工亘

posted by 桜の工房 at 15:29| 和歌山 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

福島の老夫婦


4,5日前の新聞に載っていた記事、心に響きました。

放射線量が高く、避難を勧められている飯館村の飯樋地区。
今ここには老夫婦二人しか住んでいない。
妻87歳、夫84歳。奥さんが身体が不自由で旦那が世話をしている。


             IMG_0439.JPG



仮設住宅への入居を勧められているが、奥さんが体調を崩すことの不安のほうが大きいという。

「ババと離れて暮らすより、俺が面倒見てどこさも行く気はねえ」と。

「高い放射線量も見えないものだからどうしようもねえ。気の持ちようだ人間は」


正月もこたつで向かい合い、静かに年を越したという。



手作りオーダー家具の林工亘

posted by 桜の工房 at 20:54| 和歌山 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月10日

「人類進化 はるかな旅」


正月見た映像で一番面白く興味があったのは
年末放映されたNHK BSの
「人類進化 はるかな旅」でした。


             IMG_0437.JPG


アフリカで誕生した我々の祖先
ホモ・サピエンスが5万年かけて地球上に広がり
南アメリカまで達したグレイトジャーニー

きびしい環境を生き抜いて現在に達した人類は
生き抜くためのさまざまな知恵や習性を身につけるんですね。

一番必要だったのは「助け合い、分かち合い」だった。

分かち合う心の簡単な実験を世界各地でやっていました。
「10枚のコインを好きなだけ取って
あとはもう一人の相手にあげなさい」という実験。

この結果は社会の規模が大きくなるほど
相手と分かち合いたいという傾向が強くなるそうです。
(例えばアメリカや日本は  本人:他人 55:45
 タンザニアでは 70:30)

又実験の前に神を意識させると比率が大きく変化するなど。

集団を4つに分類して競わせると
生き残るのは「内部には協調的、外部には敵対的」な集団であるとか。

定住して農耕をはじめ、仕事を分業することで職業が生まれ
ギリシャにコインが誕生することで
人間の歴史の大きな転換点となった。

この不安定な世の中に永遠に変らないもの、それがコイン。
個人がコインの力で富を獲得することも出来るようになったが
没落も個人の責任。個人の誕生。

「コインほど人間にとって災いな代物はない。
コインが人間を邪悪な道に誘い込むのだ」
(ギリシャ悲劇「アンティゴネ」)

富が神に取って代わり
現代人の心が完成します。
我々はこの心とどうつきあっていくのでしょう。

でもまだ分かち合いの心が残っている・・・・・

というお話でした。

手作りオーダー家具の林工亘





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2012年01月04日

新年おめでとうございます。


             IMG_0436.JPG


おくればせながら新年おめでとうございます。
三が日もあっというまに過ぎました。
テレビを見たり、DVDを見たり、本を読んだり、だらだらと過ごしました。

箱根駅伝は東洋大が強すぎて
抜きつ抜かれつの駅伝の醍醐味がなかったのは少々物足りなかったです。

以外と面白かったのはもんたが進行役の古代史の話。
CG技術と最新の発見まで網羅して解説され、改めて人類の歴史を見直しました。

例えばローマの街が以前あった街の上に建てられたこと。
出雲の神殿の高さが東大寺と同じくらいの高さだったこと。
ロゼッタ・ストーンが3種類の言語で書かれていたこと。

ツターン・カーメンの圧倒的な存在感と素晴らしさ。
彩色した兵馬俑の華麗さなどなどでした。



手作りオーダー家具の林工亘

posted by 桜の工房 at 18:51| 和歌山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

往く年来る年

今年もいよいよ残り少なくなってきました。
皆さんにとってはどんな年だったでしょう。
来年はもう少し希望の持てる年になって欲しいものです。

年末、熊野市の図書館でお正月に寝ながら、何もせずに
だらだら読もうと思った本を幾つか借りてきました。

アトランダムに借りてきた本はこんなものです。

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直木賞作家佐々木譲の「笑う警官」。
裏金疑惑で揺れた北海道警を舞台にした警察小説。


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作家辻井喬による大平正芳評伝「茜色の空」


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三浦綾子の「塩狩峠」
明治末、自らの命を犠牲にして
大勢の乗客の命を救った鉄道職員の物語。


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この本が出版された時、アメリカ文学界は静かに震えたという。
金原瑞人さんの名訳による世界的ベストセラー「エドガー・ソーテル物語」

生まれつき声を持たず、手話だけで話す少年エドガー・ソーテルは
悲惨な惨事に巻き込まれ、家族と離れ一人森の中で暮らさざるを得なくなりますが
付いて来た3匹の犬とともに大自然の中で成長していく感動の物語。
700ページにもわたる大作。


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最後に少し固い本、中村靖彦著「日本の食糧が危ない」


さてさてこんなに読めるわけではないのにどうなりますやら。
紅白は見ませんが、箱根駅伝は二日間ばっちり見るので
これには時間を取られそうですし。



それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。


手作りオーダー家具の林工亘

posted by 桜の工房 at 19:16| 和歌山 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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